2005年11月24日

はやぶさ
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はやぶさ というのは、鳥ではなくて、日本の小惑星探査機の名称です。

詳しくは、JAXA はやぶさミッションの概要 や、松浦晋也のL/D に詳しく書いてあります。

本当にすごいのです、小さな(2m 程の)探査機が、直線距離にして、約 3億キロかなたの、500m程の小さな、男爵いものような小惑星に飛んでいって写真をとって、で着陸して帰ってこようと言うそれはすごいことなのです。が、余り話題になぜか?なっていないですね。

ちなみに、3億km とかいわれてもぴーんとこないかもしれないので、もう少しわかりやすくいうと、

東京駅を、大きさ 0.003mm の探査機が、直線で、500km 先の大阪駅に飛び立って、大阪駅にある、0.78mm の砂粒にタッチダウンして帰ってくると言うことなんですね、実際には、スイングバック技術を使って探査機にプラスの速度を加えるので、20億km の距離を移動しないといけないそうです。実際には、小惑星までの距離が500km なら、実際に飛ぶ距離は 約7倍なので、3,500km ですので日本列島の長さ程度でしょうか。

で、今日現在、はやぶさは小惑星に到着して、1秒のタッチダウンが終了しているはずでしたが、実際は有る意味失敗、有る意味成功、小惑星に30分着陸してしまったそうです。本当は、近づいて、金属玉を小惑星にぶつけて、飛び散る粉塵を回収してすっと、惑星から離れる予定が、なぜか着陸してしまって、粉塵回収はうまくいかなかったそうです。着陸は想定外だそうです。でこの着陸ですが、アメリカの探査機が月に着陸して帰ってきましたが、はやぶさはそれ以来の快挙、世界で2番目の惑星に着陸して離陸するという快挙、ついでに月以外の、月よりも遠くて、とっても小さい惑星に着陸して離陸したという、すごい快挙です。

想定外の着陸で、100℃の惑星表面に、30分もいたため、装置の故障も考えられるそうですが、もう一回、粉塵回収を試みて、地球を目指して帰ってくるそうです、うまく帰って来て欲しいです。

皆さんも、はやぶさ、応援してあげて下さい。

投稿者 heididorf : PM