カテゴリー : ほん

2004年03月01日

カニグズバーグ ―の話題を先日書きました。実は同じ内容で、やみぃさんにもメールを差し上げました。天下の岩波書店がこんなことをしでしたのか、そして一個人であるやみぃさんが単身、岩波書店に対して話し合いまでもったということ、驚きました。で、おもわず、メールを差し上げたわけです。今日、ご丁寧に返信をいただきました、たいしたこと書いてない衝動的に書いたメールにわざわざ返事をいただき、恐縮。

今回、何故このようなことになってしまったのか?翻訳者の問題か、編集部の問題かよくわかりませんが。仮に翻訳者の問題としても、最終責任はやはり編集部の問題、姿勢が問われると自分は考えます。

がんばりましょう、児童書はきちんと、最高の品質のものを作ってください。
ある意味、商売にならない、儲からないと聞く児童書ですが、これからの時代を担う子供たちのためにいいもの、正しいものを供給しましょう。大げさにいえば社会貢献です。一日三食、肉、魚、野菜などなど毎日ご飯を食べますが、同じように、子供たちに良い本を読んであげる、読ませることは大変重要なことです。。そう考えます。原作者も一生懸命考えて、子供たち、読者へ伝えようとしています。

おそろしいですよ本を読んだことない人間ばっかりになったら、ほんま恐ろしい。。。

がんばりましょう、岩波書店さん。

投稿者 heididorf : PM

2004年02月20日

エリコの丘から

January 12, 2004 カニグズバーグ誤訳問題 を読んで
岩波書店のカニグズバーグ誤訳問題について を知る。
英語が読める = 翻訳家 ではないということ。翻訳とは、まずかかれている言語、そしてその言語をつかう人間の歴史、文化を理解しわかったうえでその文学、作品を理解し、その次にそれを日本語の日本人が理解できる作品として「新しく」つくりあげる。新しい作品にするくらいの意気込みが必要ということでしょうか。ただし、オリジナルの色、においそういうものを変えてはいけないわけですよね。難しいですね。
翻訳とは、日本語で作品をつくれる能力と、外国語の作品を書ける能力の2つが必要ということでちょっと英語わかるぜ程度の生半可な根性でやるのは失礼なお話。
さて、この翻訳をされた小島希里さんは、経験もあるように思える 翻訳家のようですが、なぜこのようなことになったのでしょうか? 原書の理解が、やみぃ様と違うのか見解が違うのかともおもいましたが 、やみぃ様のホームページをどうもそうではないように思え ます。では、日本語に問題があるのか、英語はわかるが日本語能力に問 題があるのか、語彙力、表現力が貧しいのか、大変興味を持ちます。 プロの翻訳家としてどう思っているのか、実は岩波書店側が翻訳家の文章を ぐちゃぐちゃにしたのか。
「やみぃ」さんは、本当に悲しかったでしょうね、ホームページを読んでいて、つらくなります。 児童書の将来はくらいな。。
投稿者 heididorf : PM