2004年03月16日

セドナ
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惑星と呼ぶべきかどうかまだ結論がでていないようですが、NASAは本日冥王星のさらに外側に惑星状( Planet-Like Body ) の天体を発見したと発表しました。
月よりも小さく、冥王星程度の大きさです。

名前直径(約 km)
冥王星22500.66
セドナ1700~13000.50
33801
地球13500 

地球からの距離が、現在は 130億 km で、再も遠くで 1400億 km です。 地球と太陽までの距離で約 900倍の距離にまで遠くなるそうです。 で、太陽の周りを 10500年かけて回るそうです。 軌道がこんな感じ。著作権 http://www.gps.caltech.edu/~mbrown/sedna/ から転載
参考/画像の著作権者

たとえると、冥王星まで 40AU 平均距離程度だそうですので、東京を中心に関東平野のなか、山手線、外環状、武蔵野線といったところで普通の惑星は回っているのにこのセドナは東京湾、房総半島、筑波、群馬を回りそのまま日本アルプスを南下し大阪を超え下関あたりで東京に向かって戻ってくるという感じでしょうか?上の図の、青いぐにゅぐにゅとかかれてる範囲が冥王星までの軌道です。
でも、10500年というのは、ケプラーの第三法則、「公転周期の2乗は太陽からの平均距離の3乗に比例する」という計算にあうのかな? ちなみに。冥王星で 249年程度ですが。 地球と太陽の距離が 1AU で、このときが 1年なので
  sqr (40 AU *40*40) = 253 年ですよね?
sqr (479 AU *479*479) = 10500 年 平均 479AU なら、理屈に合いますね。
ちなみに10500年前というのは、第四氷河期の終わりのほう、日本にナウマン象が闊歩してたところだそうです。メソトピアに農耕がおきたのも BC9000年とか。
投稿者 heididorf : PM